ディミトロフがトップ10対決の4回戦でルブレフにフルセット勝利 [USオープン]

写真はグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第9シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 7-6(3) 1-6 3-6 6-3で振りきりベスト8に進出した。試合時間は3時間39分。

 同大会に14年連続15回目(2009年の予選敗退を含む)の出場となる33歳のディミトロフは、2019年のベスト4がこれまでの最高成績。第19シードで臨んだ昨年は、3回戦でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に7-6(2) 6-7(8) 1-6 1-6で敗れていた。

 膝を負傷して4回戦で途中棄権を強いられたウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)のあとUSオープンシリーズ2大会でプレーしたディミトロフは、シンシナティ(ATP1000/ハードコート)で初戦敗退を喫するなど1勝2敗の戦績で今大会を迎えている。

 この結果でディミトロフは、ルブレフとの対戦成績との対戦成績を4勝4敗のタイに追いついた。全米では2017年大会の2回戦で顔を合わせ、ルブレフが7-5 7-6(3) 6-3で勝っていた。

 今大会でのディミトロフは1回戦で予選勝者のキリアン・ジャケ(フランス)を6-3 6-4 6-2で、2回戦でリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を6-1 6-1 7-6(4)で、3回戦ではタロン・グリークスプア(オランダ)を6-3 6-3 6-1で破って16強入りを決めていた。

 ディミトロフは準々決勝で、第20シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)と第28シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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