ナバーロが2連覇に挑んだガウフの夢を砕いてウインブルドンに続きグランドスラム4回戦で2連勝 [USオープン]

写真はエマ・ナバーロ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第13シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)がディフェンディング・チャンピオンで第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-3 4-6 6-3で振りきりベスト8進出を果たした。試合時間は2時間12分。

 8度目の四大大会本戦を戦っているナバーロが同ラウンドに進出したのは6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)から3大会連続だったが、ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)に続く2勝目を挙げた。

 同大会に2年連続4度目(2019年の予選敗退を含む)の出場となる23歳のナバーロは過去2度本戦でプレーしたが、いずれも初戦敗退に終わっていた。まだ世界ランク50位以下でノーシードだった昨年は、1回戦でマグダレナ・フレッヒ(ポーランド)に6-7(10) 6-1 2-6で敗れていた。

 この結果でナバーロは、ガウフとの対戦成績(ツアーレベル)を2勝1敗と勝ち越した。グランドスラム大会では7月にウインブルドンの4回戦で顔を合わせ、ナバーロが6-4 6-3で勝っていた。

 今大会でのナバーロは1回戦でアンナ・ブリンコワ(ロシア)を6-1 6-1で、2回戦でアランチャ・ラス(オランダ)を6-1 6-1で、3回戦では第19シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-4 4-6 6-3で破って16強入りを決めていた。

 ナバーロは次のラウンドで、第26シードのパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。元世界2位のバドーサは4回戦で、ワン・ヤファン(中国)を6-1 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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