ジェン・チンウェンがパリ五輪決勝のリマッチとなった4回戦でふたたびベキッチに勝利 [USオープン]

写真はジェン・チンウェン(中国)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第7シードのジェン・チンウェン(中国)が第24シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を7-6(2) 4-6 6-2で振りきった。試合時間は2時間50分。

 同大会に3年連続出場となる21歳のジェンは、昨年の大会で初の四大大会ベスト8をマーク。そのときは第23シードから4試合を勝ち抜いたあと、準々決勝でアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)に1-6 4-6で敗れていた。

 決勝でベキッチに勝って金メダルに輝いたパリ五輪のあと前哨戦のシンシナティ(WTA1000/ハードコート)に出場したジェンは3回戦敗退に終わり、ハードコートで2試合しかこなせず今大会を迎えている。

 この結果でジェンは、ベキッチとの対戦成績を3勝1敗とした。ベキッチが初対決だった2021年10月のクールマイユール(WTA250/室内ハードコート)1回戦でジェンを7-6(1) 6-2で倒したが、2023年以降は3連敗となった。

 今大会でのジェンは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を4-6 6-4 6-2で、2回戦でエリカ・アンドレエワ(ロシア)を6-7(3) 6-1 6-2で、3回戦ではユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を6-2 6-1で破って16強入りを決めていた。

 ジェンは次のラウンドで、第2シードのサバレンカと対戦する。サバレンカは4回戦で、第33シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-2 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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