昨年まで2回戦止まりだったアダッド マイアが元世界1位ウォズニアッキを倒して準々決勝に躍進 [USオープン]

写真はベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第22シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)が元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-2 3-6 6-3で振りきりベスト8進出を果たした。試合時間は2時間41分。

 同大会に4年連続7回目(2016年、18年、21年の予選敗退を含む)の出場となる28歳のアダッド マイアは、2022年と23年の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。第19シードで臨んだ昨年は、2回戦でテイラー・タウンゼント(アメリカ)に6-7(1) 5-7で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。一度引退した34歳のウォズニアッキは2度の出産を経て昨年の8月に復帰し、迎えた最初のグランドスラム大会となった全米で4回戦まで勝ち進んでいた。

 今大会でのアダッド マイアは1回戦でエリナ・アバネシアン(アルメニア)を4-6 6-0 6-2で、2回戦でサラ・ソリベス トルモ(スペイン)を6-2 6-1で、3回戦では第15シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-3 6-1で破って16強入りを決めていた。

 アダッド マイアは次のラウンドで、カロリーナ・ムチョバ(チェコ)と対戦する。ムチョバは4回戦で、第5シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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