デミノーがトンプソンとのオーストラリア勢対決を制してグランドスラム3大会連続ベスト8進出 [USオープン]

写真はアレックス・デミノー(オーストラリア)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)がジョーダン・トンプソン(オーストラリア)との同胞対決を6-0 3-6 6-3 7-5で制してベスト8に進出した。試合時間は2時間57分。

 四大大会でデミノーが4回戦を突破したのは、6月のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)から3大会連続でキャリア4度目となる。同ラウンドでの戦績は、4勝6敗となった。

 同大会に8年連続出場となる25歳のデミノーは、無観客で開催された2020年大会での準々決勝進出がこれまでの最高成績。第13シードで臨んだ昨年は、4回戦でダニール・メドベージェフ(ロシア)に6-2 4-6 1-6 2-6で敗れていた。

 股関節のケガによりウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の準々決勝を棄権したデミノーはパリ五輪でダブルスに出場したが、シングルスではそれ以来プレーせず今大会で復帰を果たした。

 この結果でデミノーは、トンプソンとの対戦成績(ツアーレベル)を5勝1敗とした。直近では2022年3月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、デミノーが6-2 6-3で勝っていた。

 今大会でのデミノーは1回戦でマルコス・ギロン(アメリカ)を6-3 6-4 5-7 6-4で、2回戦で予選勝者のオットー・ビルタネン(フィンランド)を7-5 6-1 7-6(3)で、3回戦ではダニエル・エバンズ(イギリス)を6-3 6-7(4) 6-0 6-0で破って16強入りを決めていた。

 デミノーは次のラウンドで、第25シードのジャック・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは4回戦で、トマーシュ・マハーチュ(チェコ)を6-3 6-1 6-2で下して勝ち上がった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles