22歳ドレイパーがデミノーから初勝利でグランドスラム準決勝の舞台へ快進撃 [USオープン]

写真はジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第25シードのジャック・ドレイパー(イギリス)が第10シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 7-5 6-2で下してベスト4進出を果たした。試合時間は2時間7分。

 同大会に3年連続出場となる22歳のドレイパーは、昨年の大会で4回戦に進出したのがグランドスラム大会における自己最高成績だった。そのときは肩のケガから復帰して2戦目だったが3試合を勝ち抜き、4回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に3-6 6-3 3-6 4-6で敗れていた。

 離脱期間もあって昨年8月に世界ランクを123位まで落としていたドレイパーは、6月にシュツットガルト(ATP250/グラスコート)でツアー初タイトルを獲得するなどしてキャリアハイの25位で今大会を迎えている。

 両者はこれが4度目の対決だったが、デミノーは初黒星を喫した。今シーズンは3月にアカプルコ(ATP500/ハードコート)の準決勝で顔を合わせ、ドレイパーが3-6 6-2 0-4とリードされた時点で体調不良により棄権したためデミノーが勝者となっていた。

 今大会でのドレイパーは1回戦をジャン・ジジェン(中国)の途中棄権で勝ち上がり、2回戦でファクンド・ディアス アコスタ(アルゼンチン)を6-4 6-2 6-2で、3回戦でボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-3 6-4 6-2で、4回戦ではトマーシュ・マハーチュ(チェコ)を6-3 6-1 6-2で破って8強入りを決めていた。

 ドレイパーは準決勝で、第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と第5シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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