ババッソーリがエラーニとのミックスダブルスでグランドスラム初優勝、35歳ヤングは現役生活に終止符 [USオープン]

写真は左からミックスダブルス優勝のアンドレア・ババッソーリ(イタリア)、サラ・エラーニ(イタリア)、準優勝のテイラー・タウンゼント(アメリカ)、ドナルド・ヤング(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)のミックスダブルス決勝で、第3シードのサラ・エラーニ/アンドレア・ババッソーリ(ともにイタリア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したテイラー・タウンゼント/ドナルド・ヤング(ともにアメリカ)に7-6(0) 7-5で競り勝ち栄冠に輝いた。試合時間は1時間27分。

 エラーニとババッソーリのコンビは、今回が3度目のミックスダブルス参戦。今年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)とパリ五輪でペアを組み、1勝2敗の戦績で今大会を迎えていた。

 パリ五輪で女子ダブルスの『生涯ゴールデンスラム(四大大会全制覇+オリンピックの金メダル)』を達成した37歳のエラーニがミックスダブルスで初タイトルを獲得し、29歳のババッソーリはグランドスラム初優勝を飾った。

 ババッソーリはシモーネ・ボレッリ(イタリア)とのペアで今年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で決勝に進出したが、いずれも敗れていた。

 今大会でのエラーニ/ババッソーリは1回戦でワイルドカードのシェルビー・ロジャーズ/ロバート・ギャロウェイ(ともにアメリカ)を2-6 6-3 [11-9]で、2回戦でワイルドカードのマリア・マテアス/マッケンジー・マクドナルド(ともにアメリカ)を6-2 6-3で、準々決勝で第7シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/ヤン・ジエリンスキ(ポーランド)を6-3 6-4で、準決勝ではワイルドカードのタイラ カテリーナ・グラント/アレクサンダー・コバチェビッチ(ともにアメリカ)を6-3 7-5で破って決勝進出を決めていた。

 35歳のヤングは今大会を最後に引退すると発表しており、子供の頃に自分の両親が経営するテニスアカデミーで練習していた幼馴染のタウンゼントとのミックスダブルスで現役ラストマッチを終えた。

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写真◎Getty Images

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