シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月26日～9月8日／ハードコート）のジュニア男子シングルス準決勝で、第3シードの坂本怜（誉高校）は第12シードのラファエル・ホダル（スペイン）に3-6 1-6で敗れた。試合時間は57分。

　同大会に3年連続出場となる18歳の坂本は、昨年の大会で3回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。坂本はジュニアグランドスラムで過去7度プレーし、今年のオーストラリアン・オープン（オーストラリア・メルボルン／ハードコート）でシングルスのタイトルを獲得した。

　今大会での坂本は1回戦でイザン・アルマザン バリエンテ（スペイン）を6-3 6-1で、2回戦でヘンリー・ベルネ（スイス）を7-6(2) 6-4で、3回戦でティモフェイ・デレパスコ（ロシア）を6-4 6-4で、準々決勝ではアタカン・カラハン（トルコ）を6-3 6-3で破って4強入りを決めていた。

　ジュニア世界ランク16位のホダルは決勝で、チャーリー・ロバートソン（イギリス）を6-3 6-3で破って勝ち上がった第1シードのニコライ・ブドコフ シャール（ノルウェー）と対戦する。

　坂本は引き続きマキシム・ムルバ（チェコ）とのペアで第1シードとして出場しているダブルスの準決勝に臨み、第3シードのベルネ／ブドコフ シャールを7-5 6-3で倒して優勝に王手をかけた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

大会12日目｜9月6日◎試合結果：ジュニアの部

ジュニア男子シングルス準決勝

○1ニコライ・ブドコフ シャール（ノルウェー）[1] 6-3 6-3 ●29チャーリー・ロバートソン（イギリス）

○56ラファエル・ホダル（スペイン）[12] 6-3 6-1 ●48坂本怜（日本／誉高校）[3]

ジュニア男子ダブルス準決勝

○1マキシム・ムルバ／坂本怜（チェコ／誉高校）[1] 7-5 6-3 ●9ヘンリー・ベルネ／ニコライ・ブドコフ シャール（スイス／ノルウェー）[3]

○26デニス・ペタク／フリン・トーマス（チェコ／スイス）6-3 7-5 ●24トマ・フォーレル／ルカ・プレダ（フランス／ルーマニア）[4]

ジュニア女子シングルス準決勝

○6ミカ・ストイサビレビッチ（イギリス）6-3 0-6 6-3 ●17イバ・ヨビッチ（アメリカ）[3]

○33園部八奏（日本／与野テニスクラブ）[7] 6-4 6-4 ●49ミンジー・シュー（イギリス）[8]

ジュニア女子ダブルス準決勝

○10マラク・エル アラミ／エミリー・サルツ ルンデ（モロッコ／ノルウェー）6-3 6-4 ●5テレザ・クレイコバ／エリスカ・チチャコバ（チェコ）

○20ジュリー・パスティコバ／ユリア・シュトゥセク（チェコ／ドイツ）1-6 6-3 [10-5] ●25ジョイ・デ ゼーウ／ハンナ・クラグマン（オランダ／イギリス）[7]