錦織が2016年3月以来の代表戦シングルスに勝利、日本が来年のファイナルズ予選進出に王手 [デビスカップ日本対コロンビア]

写真は2勝目を挙げて添田豪監督(左)と握手を交わす錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループⅠ「日本対コロンビア」(9月14、15日/東京都江東区・有明コロシアム/ハードコート)の第2試合は日本の錦織圭(ユニクロ:単205位)がコロンビアのニコラス・メヒア(単237位)を6-4 6-4で退け、日本が来年のファイナルズ予選進出に王手をかけた。試合時間は1時間37分。

 ふたりは今回が初対戦。2008年に初めて日本代表入りした34歳の錦織は今回が13回目のデ杯出場で、シングルスの戦績は18勝3敗となった。

 オープニングマッチは西岡良仁(ミキハウス:単54位)がコロンビアのアドリア・ソリアーノ バレーラ(単460位)を6-2 6-4で下し、日本が先勝していた。

 両国は2月2月2日と3日に行われたワールドグループⅠプレーオフを戦い、日本がアウェー(エジプト・カイロ/クレーコート)でレバノンを3勝1敗で、コロンビアはホーム(コロンビア・ボゴタ/クレーコート)でルクセンブルクを3勝2敗で下してワールドグループⅠ進出を決めていた。

 日本とコロンビアは2013年と15年にワールドグループ・プレーオフと対戦しており、いずれも3勝2敗で日本が勝っている。

 デビスカップは2019年から、国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された新フォーマットに変更されている。

 24ヵ国がホーム&アウェー方式で争うワールドグループⅠはベスト・オブ・3セットマッチで初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合(先に3勝したチームの勝利)で行われる。各対戦に勝利した12ヵ国が翌年のファイナルズ予選に進出し、敗れた12ヵ国はワールドグループⅠプレーオフに回る。

※文中の世界ランクは9月9日付

ワールドグループⅠ|日本 2-0 コロンビア

第1日|9月14日(土)

第1試合 ○西岡良仁(ミキハウス:単54位)6-2 6-4 ●アドリア・ソリアーノ バレーラ(単460位)

第2試合 ○錦織圭(ユニクロ:単205位)6-4 6-4 ●ニコラス・メヒア(単237位)

第2日|9月15日(日)

第3試合 錦織圭(ユニクロ:複--位)/綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複453位)vs ニコラス・バリエントス(複53位)/クリスティアン・ロドリゲス(複107位)

第4試合 西岡良仁(ミキハウス:単54位)vs ニコラス・メヒア(単237位)

第5試合 錦織圭(ユニクロ:単205位)vs アドリア・ソリアーノ バレーラ(単460位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles