ポドロスカが第2シードのシニアコバを倒して準々決勝へ、シングルスのシード勢は全滅 [タイ・オープン2]

写真はマイアミ・オープンでのナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「タイ・オープン2」(WTA250/タイ・ホアヒン/9月16~22日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)が第2シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)を6-3 6-3で倒して8強入りを決めた。

 1-1からサービスゲームを落としたあと直ぐに反撃したポドロスカはワンブレーク差で第1セットを先取し、第2セット2-3から最後の4ゲームを連取して1時間31分で試合を締めくくった。ふたりはこれが3度目の対決だったが、シニアコバはすべてストレートで3連敗を喫した。

 ポドロスカは次のラウンドで、第6シードのケイティ・ボリネッツ(アメリカ)を3-6 6-4 6-4で破って勝ち上がったタマラ・ジダンセク(スロベニア)と対戦する。

 そのほかの試合ではレベッカ・スランコバ(スロバキア)、レベッカ・マサロバ(スペイン)、ヤナ・ファット(クロアチア)、日本の本玉真唯(安藤証券)、予選勝者のアリアンヌ・ハトーノ(オランダ)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 第3シードのワン・シンユー(中国)がマサロバに6-7(6) 6-3 5-7で、第4シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)がスランコバに6-7(5) 4-6で敗れ、第8シードのバルバラ・グラチェワ(フランス)は体調不良でファットに対する2回戦を棄権したためシード勢は全滅となった。

 準々決勝ではスランコバがファットと、マサロバがラウラ・シグムンド(ドイツ)と、本玉はハトーノと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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