アルカラスがハチャノフを退け2年連続のベスト4進出、ブ・ユンチャオケテは初の対トップ10勝利 [チャイナ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「チャイナ・オープン」(ATP500/中国・北京/9月26日~10月2日/賞金総額389万1650ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第7シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)を7-5 6-2で退け2年連続となるベスト4進出を決めた。

 3-2から一度だけサービスダウンを喫したアルカラスは5-5から2度目のブレークに成功して第1セットを先取し、第2セット1-2から最後の5ゲームを連取して1時間36分で試合を締めくくった。

「僕は常にアグレッシブに強いショットを打とうと心掛けているし、それを恐れずにできていると感じている。何度もトライし続けることを肝に銘じているんだ」とアルカラスは試合後にコメントした。

「凄くいい感じでボールを打てているし、動きもいい。相手に最高のテニスをさせていない。それが僕のスタイルのようになっている。僕はそのようにプレーするのが好きだし、すべての試合でできることを望んでいる」

 アルカラスは次のラウンドで、フラビオ・コボッリ(イタリア)を6-2 6-4で破って勝ち上がった第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ヤニク・シナー(イタリア)とブ・ユンチャオケテ(中国)の顔合わせとなった。ディフェンディング・チャンピオンで第1シードのシナーがイリ・ラフェチュカ(チェコ)を6-2 7-6(6)で振りきり、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したブは第4シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を7-5 6-4で倒す番狂わせを演じた。

 これに先立ちルブレフは前日に雨のため第1セット途中で順延となっていた2回戦を戦い、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)に6-4 7-5で勝っていた。

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写真◎Getty Images

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