齋藤咲良が第5シードのアバネシアンを倒して準々決勝へ、初めて挑んだトップ50の選手にストレート勝利 [木下グループジャパンオープン]

写真はオーストラリアン・オープンでの齋藤咲良(富士薬品)(Getty Images)


 国内開催のWTAツアー公式戦「木下グループジャパンオープンテニスチャンピオンシップス」(WTA250/大阪府大阪市・モリタテニスセンター靱/本戦10月14~20日/賞金総額26万7082ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、齋藤咲良(富士薬品)が世界ランク48位で第5シードのエリナ・アバネシアン(アルメニア)を7-6(2) 6-4で倒してベスト8進出を決めた。

 常に先行されながらもその都度追いついた齋藤はもつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取し、第4ゲームまでブレーク合戦となった第2セットで3-3から相手のサービスゲームを破ると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間56分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

 同大会に初めて出場した18歳の齋藤は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り初のツアー本戦入り。同会場ではジュニア時代に何度もプレーし、2022年10月の世界スーパージュニア(ITFグレードA)では単複2冠に輝いた。

 両者は今回が初顔合わせ。齋藤はトップ100プレーヤーとの3度目の対決で2連勝を飾ったが、50位以内の選手とプレーしたのはこれが初めてだった。

 今大会での齋藤は1回戦でジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)を6-3 6-2で破り、ツアー本戦白星デビューを飾っていた。

 齋藤は準々決勝で、第3シードのエリース・メルテンス(ベルギー)が6-3 5-7 1-4とリードされた時点で棄権したため勝ち上がった予選勝者のキンバリー・ビレル(オーストラリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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