ラフェチュカがギロンを倒してツアー2勝目に王手「厳しい戦いだった」 [ヨーロピアン・オープン]

写真はチャイナ・オープンでのイリ・ラフェチュカ(チェコ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ヨーロピアン・オープン」(ATP250/ベルギー・アントワープ/10月14~20日/賞金総額76万7455ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準決勝で、第5シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)が第8シードのマルコス・ギロン(アメリカ)を6-3 4-6 6-2で振りきりツアー2勝目に王手をかけた。

 第4ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したラフェチュカは4-5から唯一のサービスダウンを喫して第2セットを取り返したが、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って1時間56分で勝利を決めた。

「マルコスにエールを送りたい。特に第2セットで彼は素晴らしいテニスをした。彼のプレーに言葉を失うことが何度かあった。だから今日は厳しい戦いだったけど、勝ち抜くことができて凄くうれしい」とラフェチュカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第2セットでは自分のプレーもそれほど悪くなかったと思うけど、彼はベースラインから信じられないようなプレーをしていた。だからそのあとはチャンスがあればすべて前に出てアグレッシブに攻めていかなければならいとわかっていた。彼のセカンドサーブが唯一のチャンスだったからそこを狙おうとしたけど、うまくいったよ」

 ラフェチュカはキャリア3度目のツアー決勝で、ユーゴ・ガストン(フランス)を6-3 6-4で破って勝ち上がった36歳のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)と対戦する。

 両者は過去4戦して3勝1敗でバウティスタ アグートが3勝1敗とリードしているが、最後にプレーした先月の北京2回戦ではラフェチュカが3-6 6-2 6-1で勝っている。

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写真◎Getty Images

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