2017年インターハイ3冠の菊地裕太がダブルスでプロ転向後のITFツアー初タイトルを獲得 [M25シャルム エル シェイク]

写真はイメージ(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「エジプト16シャルム エル シェイク男子フューチャー」(ITFワールドテニスツアーM25/エジプト・シャルム エル シェイク/10月14~20日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したベンジャミン・ハネスタッド(デンマーク)/菊地裕太(みちのくコカコーラ)がブライアン・ボゼモイ(オランダ)/フィリベルト・フマガッリ(イタリア)を1-6 7-6(3) [10-2]で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間24分。

 ボゼモイと菊地はのコンビは、今回が2度目のITFツアー参戦。同地で開催された前週の大会では、2試合を勝ち抜き4強入りしていた。

 相生学院高3年だった2017年のインターハイで3冠(団体・個人単複優勝)を達成したあとカリフォルニア大学バークレー校に進学して腕を磨いた25歳の菊地がITFツアーでタイトルを獲得したのは2022年10月のノーマン(M15/ハードコート:シングルス)以来でキャリア2度目だが、昨年9月のプロ転向以降では初となる。

 今大会でのボゼモイ/菊地は1回戦で第4シードのステファン・ラティノビッチ(セルビア)/パベル・ベルビン(ロシア)を3-6 6-3 [10-7]で、準々決勝でマイケル バッセム・ソビー/ファレス・ザカリア(ともにエジプト)を7-5 6-3で、準決勝では第1シードのイゴール・アガフォノフ/イリア・シマキン(ともにロシア)を6-4 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 菊地はシングルスにも出場していたが、予選2試合を上がったあと1回戦で第6シードのアガフォノフに6-3 1-6 6-7(5)で惜敗していた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

試合結果◎日本人選手|本戦

男子シングルス1回戦

●18菊地裕太(日本/みちのくコカコーラ)[Q] 6-3 1-6 6-7(5) ○17イゴール・アガフォノフ(ロシア)[6]

●2Ryoto TACHI(日本)[Q] 1-6 3-6 ○1イリア・シマキン(ロシア)[1]

男子ダブルス決勝

○6ベンジャミン・ハネスタッド/菊地裕太(デンマーク/みちのくコカコーラ)[WC] 1-6 7-6(3) [10-2] ●13ブライアン・ボゼモイ/フィリベルト・フマガッリ(オランダ/イタリア)

男子ダブルス準決勝

○6ベンジャミン・ハネスタッド/菊地裕太(デンマーク/みちのくコカコーラ)[WC] 6-4 6-4 ●1イゴール・アガフォノフ/イリア・シマキン(ロシア)[1]

男子ダブルス準々決勝

○6ベンジャミン・ハネスタッド/菊地裕太(デンマーク/みちのくコカコーラ)[WC] 7-5 6-3 ●8マイケル バッセム・ソビー/ファレス・ザカリア(エジプト)

男子ダブルス1回戦

○6ベンジャミン・ハネスタッド/菊地裕太(デンマーク/みちのくコカコーラ)[WC] 3-6 6-3 [10-7] ●5ステファン・ラティノビッチ/パベル・ベルビン(セルビア/ロシア)[4]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles