シャラポワとブライアン兄弟の殿堂入りが決定

写真は左からマリア・シャラポワ(ロシア)、ボブ・ブライアン(アメリカ)、マイク・ブライアン(アメリカ)(Getty Images)


 アメリカ・ロードアイランド州ニューポートに拠点を置く国際テニス名誉の殿堂が公式サイトを更新し、マリア・シャラポワ(ロシア)とボブ&マイクのブライアン兄弟(アメリカ)が2025年に殿堂入りすることが決まったと発表した。

 2020年2月に引退したシャラポワは17歳だった2024年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を皮切りにグランドスラム大会で5度(2004年ウインブルドン、2006年全米、20008年全豪1回、2012年&14年全仏3回)栄冠に輝き、『生涯グランドスラム(キャリアを通して四大大会全制覇)』を達成した。

 ブライアン兄弟はグランドスラム大会での16勝を含むツアーレベルで「119」のタイトルを獲得し、2012年ロンドン五輪では金メダルに輝いた。彼らは10シーズンに渡ってダブルス世界ランク1位で過ごし、2007年にはアメリカのデビスカップ優勝に貢献した。

 名誉の殿堂メンバーに入る選手を決めるにはファン投票の結果を加味した上でテニス記者や歴史家を含む公式審査員の投票で75%以上の支持を得る必要があり、シャラポワはファン投票1位で公式投票での票に3%の上乗せを受ける権利(ブライアン兄弟は2位で1%)を手に入れていた。

 殿堂入りのセレモニーは2025年8月21日から25日にアメリカ・ロードアイランド州ニューポートにある殿堂で行われ、期間中にファンとの交流など様々なイベントを経て最終日に式典を迎える予定になっている。

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写真◎Getty Images

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