ルブレフがソネゴに競り勝ち初戦突破、ジョコビッチの欠場でATPファイナルズ出場も確定 [モゼール・オープン]

写真はロレックス・パリ・マスターズでのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「モゼール・オープン」(ATP250/フランス・メス/11月3~9日/賞金総額65万1865ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が2022年大会チャンピオンのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に7-6(3) 7-5で競り勝ちベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、アンベールはこの試合が初戦だった。試合を通して直面した5つのブレークポイントをすべてセーブしたルブレフはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セット6-5から初めて相手のサービスゲームを破って1時間52分で勝利をもぎ取った。

「厳しい試合だった。彼(ソネゴ)は本当にいいプレーをしているし、ここ2試合で僕に勝っていたからね。彼はサービスとフォアハンドがいいから本当に難しい相手なんだ。第1セットはどちらに転んでもおかしくなかったけど、チャンスがきたときにしっかり取ることができた」とルブレフは試合を振り返った。

 ソネゴとの対戦成績(ツアーレベル)を2勝2敗としたルブレフは次のラウンドで、第7シードのヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を7-6(2) 5-7 6-3で破って勝ち上がったコランタン・ムーテ(フランス)と対戦する。

 ルブレフはシーズン末にイタリア・トリノで開催される世界トップ8による「Nitto ATPファイナルズ」の出場権を巡るレースランキングで9位に付けていたが、6位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)がケガを理由に欠場を決めたため5年連続の出場が決まった。

 そのほかの試合では第8シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した38歳のリシャール・ガスケ(フランス)との接戦を6-7(4) 7-6(3) 7-6(8)で制して8強入りを決めたほか、ジズー・ベルグス(ベルギー)、ブ・ユンチャオケテ(中国)、ユーゴ・ガストン(フランス)、予選勝者のバンジャマン・ボンジ(フランス)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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