男子は富澤直人が優勝、全豪ジュニア本戦ワイルドカードをかけた国際大会の出場権を獲得 [Road to AO in 四日市◎国内予選]
住友ゴム工業株式会社と公益財団法人日本テニス協会(JTA)が主催する「2025 DUNLOP ROAD TO THE AUSTRALIAN OPEN JUNIOR SERIES in 四日市 国内予選」(三重県四日市市・四日市テニスセンター/11月5~9日/ハードコート)が開催され、各種目の優勝者が決定した。
この大会は国内の17歳以下男女各16人が出場し、優勝者には同会場で行われる翌年の全豪ジュニア本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)をかけた国際大会(11月11~15日)の参加資格が与えられる。
試合は男女とも4人1組の4グループに分かれてラウンドロビン(総当たり戦)を行い、上位1名ずつが決勝トーナメントに進出して優勝を争う。ラウンドロビンは2タイブレークセットで1セットオール後は10ポイントマッチタイブレーク(ノーレット方式)、決勝トーナメントおよび3位決定戦はベストオブ3タイブレークセット(第3セットは6-6から10ポイントマッチタイブレーク、ノーレット方式)で行われた。
男子は第4シードの富澤直人(A&Aテニスアカデミー)、第5シードの土海悠太(関西高校)、第6シードの田上櫂斗(北陸高等学校)、第7シードの小野倫太郎(四日市工業高校)がそれぞれのグループを勝ち上がり、決勝で富澤が小野に4-6 6-4 7-6(8)で逆転勝利をおさめて優勝を飾った。
今年から13歳以下を対象とした「DUNLOP ROAD TO THE WILDCARD 14 & UNDER KICK-OFF 2025」が新設され、男子の初代チャンピオンに輝いた金田歩積(アポロコーストテニスクラブ)はオーストラリアン・オープン期間中に開催される「2025 MCC Glen Iris Valley in Mt Waverley」の出場権を獲得した。
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)
大会結果|男子
予選ラウンド
グループA
○1駒田瑛人(ラボキッズジュニア)[1] 6-3 2-6 [10-4] ●4名雪楽工(横須賀ダイヤランドテニスクラブ)[WC]
○2土海悠太(関西高校)[5] 6-3 6-0 ●3中本莉空(JACテニスパーク炭山)
-----
●1駒田瑛人(ラボキッズジュニア)[1] 2-6 1-6 ○3中本莉空(JACテニスパーク炭山)
○2土海悠太(関西高校)[5] 4-6 6-0 [10-3] ●4名雪楽工(横須賀ダイヤランドテニスクラブ)[WC]
-----
●1駒田瑛人(ラボキッズジュニア)[1] 4-6 2-6 ○2土海悠太(関西高校)[5]
○3中本莉空(JACテニスパーク炭山)7-6(3) 4-6 [10-5] ●4名雪楽工(横須賀ダイヤランドテニスクラブ)[WC]
グループA|最終順位
1位 土海:3勝0敗(セット6-1、ゲーム35-15)
2位 中本:2勝1敗(セット4-3、ゲーム27-27)
3位 駒田:1勝2敗(セット2-5、ゲーム18-33)
4位 名雪:0勝3敗(セット3-6、ゲーム27-32)
グループB
○1中前孝至朗(ISHII TENNIS ACADEMY)[2] 6-1 6-0 ●4佐藤傑(海星学院高)
○2小野倫太郎(四日市工業高校)[7] 6-2 6-3 ●3中村匡尚(岩手高等学校)
-----
○1中前孝至朗(ISHII TENNIS ACADEMY)[2] 6-3 6-2 ●3中村匡尚(岩手高等学校)
○2小野倫太郎(四日市工業高校)[7] 1-6 6-4 [10-5] ●4佐藤傑(海星学院高)
-----
●1中前孝至朗(ISHII TENNIS ACADEMY)[2] 7-6(1) 1-6 [11-13] ○2小野倫太郎(四日市工業高校)[7]
○3中村匡尚(岩手高等学校)6-1 7-6(4) ●4佐藤傑(海星学院高)
グループB|最終順位
1位 小野:3勝0敗(セット6-2、ゲーム33-23)
2位 中前:2勝1敗(セット5-2、ゲーム32-19)
3位 中村:1勝2敗(セット2-4、ゲーム23-31)
4位 佐藤:0勝3敗(セット1-6、ゲーム18-33)
グループC
○1永嶋煌(柳川高等学校)[3] 6-4 6-3 ●4岡部世南(ロランインドア)
○2田上櫂斗(北陸高等学校)[6] 6-4 6-4 ●3大越楓真(四日市工業高校)
-----
○1永嶋煌(柳川高等学校)[3] 7-5 6-2 ●3大越楓真(四日市工業高校)
○2田上櫂斗(北陸高等学校)[6] 7-5 7-5 ●4岡部世南(ロランインドア)
-----
●1永嶋煌(柳川高等学校)[3] 5-7 7-6(2) [8-10] ○2田上櫂斗(北陸高等学校)[6]
●3大越楓真(四日市工業高校)3-6 2-6 ○4岡部世南(ロランインドア)
グループC|最終順位
1位 田上:3勝0敗(セット6-1、ゲーム40-30)
2位 永嶋:2勝1敗(セット5-2、ゲーム37-28)
3位 岡部:1勝2敗(セット2-4、ゲーム29-31)
4位 大越:0勝3敗(セット0-6、ゲーム20-37)
グループD
○1富澤直人(A&Aテニスアカデミー)[4] 6-3 6-2 ●4大下遥希(Scratch)[WC]
○2義基耀(四日市工業高校)[8] 6-3 6-3 ●3花野宇宙(高松北高校)
-----
○1富澤直人(A&Aテニスアカデミー)[4] 6-3 6-3 ●3花野宇宙(高松北高校)
○2義基耀(四日市工業高校)[8] 6-7(5) 6-2 [10-8] ●4大下遥希(Scratch)[WC]
-----
○1富澤直人(A&Aテニスアカデミー)[4 6-3 6-1 ●2義基耀(四日市工業高校)[8]
●3花野宇宙(高松北高校)1-6 0-6 ○4大下遥希(Scratch)[WC]
グループD|最終順位
1位 富澤:3勝0敗(セット6-0、ゲーム36-15)
2位 義基:2勝1敗(セット4-3、ゲーム29-27)
3位 大下:1勝2敗(セット3-4、ゲーム26-26)
4位 花野:0勝3敗(セット0-6、ゲーム13-36)
決勝トーナメント
準決勝
○2富澤直人(A&Aテニスアカデミー)[4] 6-3 6-1 ●1土海悠太(関西高校)[5]
○4小野倫太郎(四日市工業高校)[7] 7-6(3) 6-2 ●3田上櫂斗(北陸高等学校)[6]
決勝
○2富澤直人(A&Aテニスアカデミー)[4] 4-6 6-4 7-6(8) ●4小野倫太郎(四日市工業高校)[7]
3位決定戦
○1土海悠太(関西高校)[5] 6-2 6-4 ●2田上櫂斗(北陸高等学校)[6]
13歳以下男子優勝の金田歩積(アポロコーストテニスクラブ)(写真提供◎住友ゴム工業株式会社)
写真提供◎住友ゴム工業株式会社
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Related
-
2024-11-09
女子は上村睦実が優勝、全豪ジュニア本戦ワイルドカードをかけた国際大会の出場権を獲得 [Road to AO in 四日市◎国内予選]
-
2024-10-20
全日本ジュニア16歳以下優勝の川西飛生(湘南工科大学附属高校)と上方璃咲(野田学園高校)が全仏ジュニアの本戦ワイルドカードを獲得 [ロランギャロスジュニアシリーズ]
-
2024-01-27
坂本怜がジュニアグランドスラム初優勝、同種目で2019年ウインブルドンを制した望月慎太郎に続く日本人2人目の快挙 [オーストラリアン・オープン]
-
2024-01-26
エクステッド/ウーステンディックが前哨戦のトララルゴンからマッチ10連勝でジュニアグランドスラム初優勝 [オーストラリアン・オープン]
-
2023-11-17
田畑遼(むさしの村ローンテニスクラブ)と黄川田莉子(善福寺公園テニスクラブ)が全豪ジュニアの本戦ワイルドカードを獲得 [Road to AO in 四日市]
Pick up
-
PR | 2024-10-20
『ノアから世界へ』——ノア・テニスアカデミー所属、駒田唯衣選手&富田悠太選手インタビュー
全国に35校のテニススクールを展開する業界大手の『ノアイ
-
2024-10-27
第63回テニマガ・テニス部「テニス丸ごと一冊サービス[増補版] 解説編』キャンセル待ち受付中
キャンセル待ち受付中=====テニマガ・テニス部 部活プ
-
2024-10-08
テニス丸ごと一冊サービス[増補版] QRコード(動画)付(堀内昌一 著)書籍&電子書籍
「テニスマガジン」のサービス特集をきっかけに、MOOK「テニ
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Ranking of articles
-
2024-11-10
山口芽生が2021年7月以来のITFツアー2勝目、転倒した際に頭部負傷の伊藤あおいは大事を取ってリタイア [W35浜松ウイメンズオープン]
-
2024-11-07
錦織が第7シードを倒して2週連続ベスト8進出、ここ6試合で4度目のフルセット勝利 [ヘルシンキ・チャレンジャー]
-
2024-11-10
2時間41分でフルセット勝利の錦織が今季初優勝に王手 [ヘルシンキ・チャレンジャー]
-
2024-11-09
第4シードに勝った錦織がチャレンジャー大会で2週連続準決勝に進出 [ヘルシンキ・チャレンジャー]
-
2024-11-10
錦織がナルディに逆転勝利で今季初優勝、トップ100復帰が目前に [ヘルシンキ・チャレンジャー]