スロバキアとイギリスがシード国に勝利、ベスト4が出揃う [ビリージーンキングカップ・ファイナルズ]

写真はカナダ戦でチームの勝利を決める2勝目を挙げたケイティ・ブルター(イギリス/右)とアン・ケタボンヌ監督(Getty Images)


 女子テニスの国別対抗戦「ビリージーンキングカップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」(スペイン・アンダルシア州マラガ/11月13~20日/室内ハードコート)の5日目は準々決勝残り2対戦が行われ、ベスト4が出揃った。

 スロバキアが第4シードのオーストラリアを2勝0敗で下し、イギリスは前年の優勝国で第1シードのカナダを2勝0敗で退け、シードダウンを演じた両国が準決勝で対決することになった。

 ビリージーンキングカップは男子のデビスカップと同様に国際テニス連盟(ITF)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは昨年まで12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決めていた。

 今回改正されたフォーマットでは8チームが1回戦を戦い、シード国4チームは初戦をBYEで免除されるため準々決勝からスタートする。試合は原則としてシングルス2試合(ベスト・オブ・3セットマッチ)とダブルス1試合(第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で争われ、先に2勝を挙げたチームが勝者となる。

 スペイン・セビリアで開催された昨年の大会では、決勝でカナダがイタリアを2勝0敗で下して初の世界一に輝いた。

※国名の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

ファイナルズ5日目◎11月17日|試合結果

準々決勝

1カナダ[1] 0-2 4イギリス

S2 ●レベッカ・マリノ 0-6 5-7 ○エマ・ラドゥカヌ
S1 ●レイラ・フェルナンデス 2-6 4-6 ○ケイティ・ブルター
D ガブリエラ・ダブロウスキー/レイラ・フェルナンデス 打切 オリビア・ニコールズ/ヘザー・ワトソン

5オーストラリア[4] 0-2 7スロバキア

S2 ●キンバリー・ビレル 5-7 7-6(4) 3-6 ○ヴィクトリア・フルンカコバ
S1 ●アイラ・トムヤノビッチ 1-6 2-6 ○レベッカ・スランコバ
D エレン・ペレス/ダリア・サビル 打切 ヴィクトリア・フルンカコバ/テレサ・ミハリコバ

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写真◎Getty Images

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