『ビッグ4』としてしのぎを削った2人が共闘へ、ジョコビッチが長年の友人でありライバルだったマレーをコーチに招聘

写真はウインブルドンの会場で談笑するノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)とアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 グランドスラム大会優勝歴24回を誇る元世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が自身のSNSを更新し、長年の友人でありよきライバルだったアンディ・マレー(イギリス)をコーチとしてチームに迎えると発表した。

 ともに1987年5月生まれで誕生日が1週間しか違わない2人はロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)とともに『ビッグ4』の一角としてテニス界で一時代を築き、ツアーでも36回対戦(ジョコビッチの25勝11敗)した。

 自身もグランドスラム3勝(2012年全米、2013年&16年ウインブルドン)を含むツアー通算シングルス46勝&ダブルス3勝を挙げて世界ランク1位の座にも就いたマレーは8月のパリ五輪を最後に引退し、ジョコビッチは3月に2019年からコーチを務めていたゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)がチームを離れてからは特定のコーチを付けずに活動していた。

 ATP(男子プロテニス協会)の公式サイトによると2人はオフシーズンから来年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)まで一緒に練習し、そのあとに契約を延長するか決断する予定になっている。

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写真◎Getty Images

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