トップシードの大坂が準々決勝進出 [東レPPO]

大阪市のITC靱テニスセンターで開催されている「東レ パン・パシフィック・オープン」(WTAプレミア/9月16~22日/賞金総額82万3000ドル/ハードコート)のシングルス2回戦で、第1シードの大坂なおみ(日清食品)が予選勝者のビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)を7-5 6-3で下し、準々決勝に進出した。

 試合の序盤に2度ブレークされた大坂は2016年と2018年に準優勝に終わったあと、この母国の大会での初優勝を目指している。

 彼女はベスト4進出をかけ、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)と予選から勝ち上がってきたバルバラ・フリンク(ロシア)の勝者と対戦する。

 第4シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)は予選を勝ち上がったニコール・ギブズ(アメリカ)を6-2 6-4で下し、ウインブルドン以来となる勝利をおさめた。

「いま私のゴールは、可能な限りいい形で年を終えること。持てるすべての力をアジアでの進撃に注ぎ、この数週間にいいプレーをすることよ」とケルバーはコメントした。

 ケルバーの次の相手は、第5シードのマディソン・キーズ(アメリカ)だ。キーズはこの日、予選勝者のザリナ・ディアス(カザフスタン)を5-7 6-0 6-4で倒して勝ち上がった。

「マディソンのことは本当によく知っているの。だから何を予想すべきかわかっているわ」とケルバーは次戦を見据えた。

「面白い試合になるでしょうね。私たちはふたりとも、互いにベストのプレーをしなければならないということがわかっているのよ」

 第9シードのエリース・メルテンス(ベルギー)もまた、シェイ・スーウェイ(台湾)を6-3 1-6 6-2で下してベスト8に駒を進めた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
OSAKA, JAPAN - SEPTEMBER 18: Naomi Osaka of Japan celebrates after defeating Viktoriya Tomova of Bulgaria during day three of the Toray Pan Pacific Open at Utsubo Tennis Cent on September 18, 2019 in Osaka, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

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