アデレードで負けなしのキーズがペグラを倒してツアー9勝目「また戻ってこようと思っている」 [アデレード国際]

写真は試合後に健闘を称え合うマディソン・キーズ(アメリカ/右)とジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「アデレード国際」(WTA500/オーストラリア・南オーストラリア州アデレード/1月6~11日/賞金総額106万4510ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、マディソン・キーズ(アメリカ)が第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)との同胞対決を6-3 4-6 6-1で制して優勝を飾った。

 29歳のキーズがWTAツアーでタイトルを獲得したのは、昨年5月のストラスブール以来でキャリア9度目(準優勝5回)となる。

 2-3から4ゲームを連取して第1セットを先取したキーズは追い上げながらもワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セット1-1から2度連続で相手のサービスゲームを破って1時間43分で試合を締めくくった。

 第2セット0-3とリードされたキーズはメディカルタイムアウトを取って左太腿にテーピングを施して試合を続けたが、第3セットでは力強いプレーで相手を圧倒した。

「2022年を最後にここに戻っていなかった。あのとき(WTA250として開催)は幸運にもトロフィーを掲げたけど、今回もまた(トロフィーを)抱えている。だから私はまたアデレードに戻ってこようと思っているわ。明らかにここではうまくいっているから」とキーズは表彰式のスピーチで話した。

 2023年USオープン4回戦に続いてキーズに敗れた(通算1勝2敗)ペグラは、「あなたは誰よりも強くボールを打つ。私のウィナーは3本くらいだったんじゃないかしら。大変だったわ。今週はずっと素晴らしいプレーをしていたわ」とよき友人を称えた。

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写真◎Getty Images

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