ラドゥカヌが4年連続の2回戦を初めて突破、次は過去3戦全敗のシフィオンテクに挑戦「失うものは何もない」 [オーストラリアン・オープン]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がアマンダ・アニシモワ(アメリカ)を6-3 7-5で倒してベスト32に進出した。

 オープニングゲームをブレークしたあと1-3から5ゲームを連取して第1セットを先取したラドゥカヌは第2セット0-3から3-3に追いつき、5-5からピンチを凌いでキープすると続くレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間54分で勝利を決めた。

 アニシモワは第2セットで2度ブレークして3-0とリードしたが、そこでラドゥカヌがメディカルタイムアウト取って腰の治療を受けたことを機に形勢が覆った。

 4年連続の2回戦で初勝利を挙げたラドゥカヌは、「2回戦を突破できたのは私にとって大きな意味がある」と勝利を喜んだ。

「第2セットで窮地に陥ったとき、私は懸命に戦って引き離されないようにしなければならなかった。少し風があり、片方のサイドは太陽が眩しくてやり難かった。お互いにサービスがうまくいかなかったけど、何とか立ち直ることができたから凄く誇りに思う」

 ラドゥカヌは次のラウンドで、レベッカ・スランコバ(スロバキア)を6-0 6-2で破って勝ち上がった第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。

 ふたりは過去3戦してシフィオンテクが全勝しており、ラドゥカヌはまだ一度もセットを取ることができていない。

「次はいい試合になると思う。ベストプレーヤーのひとりとプレーするいい機会だし、凄く楽しみにしている」とラドゥカヌは次戦を見据えた。

「私には失うものが何もないから、思いきってプレーするつもりよ。また皆さんの前でプレーするのが待ちきれないわ」

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写真◎Getty Images

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