アルカラス、ズベレフ、ポールらが3回戦を突破 [オーストラリアン・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-2 6-4 6-7(3) 6-2で振りきりベスト16に進出した。試合時間は2時間55分。

 同大会に2年連続4度目の出場となる21歳のアルカラスは、昨年の大会で8強入りしたのがこれまでの最高成績。2年ぶりの参戦で第2シードから4試合を勝ち上がり、準々決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に1-6 3-6 7-6(2) 4-6で敗れていた。

 2022年にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で初の栄冠に輝いたアルカラスは昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)を制しており、今大会で勝てば同種目の史上最年少で『生涯グランドスラム(キャリアを通して四大大会全制覇)』を達成することができる。

 アルカラスは次のラウンドで、第15シードのジャック・ドレイパー(イギリス)とアレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのズベレフがジェイコブ・ファーンリー(イギリス)を6-3 6-4 6-4で下し、第12シードのトミー・ポール(アメリカ)がロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を7-6(0) 6-2 6-0で退け、アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)は19歳のヤクブ・メンシク(チェコ)に3-6 4-6 7-6(7) 6-4 6-2で逆転勝利をおさめてそれぞれ16強入りを決めた。

 4回戦ではズベレフが第14シードのユーゴ・アンベール(フランス)と第20シードのアルトゥール・フィス(フランス)の勝者と、ポールはダビドビッチ フォキナと顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会6日目◎1月17日|主な試合結果

男子シングルス3回戦

○96カルロス・アルカラス(スペイン)[3] 6-2 6-4 6-7(3) 6-2 ●92ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)

○102アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)3-6 4-6 7-6(7) 6-4 6-2 ●100ヤクブ・メンシク(チェコ)

○112トミー・ポール(アメリカ)[12] 7-6(0) 6-2 6-0 ●106ロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)

○128アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)[2] 6-3 6-4 6-4 ●123ジェイコブ・ファーンリー(イギリス)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles