過去2敗のポールから初勝利を挙げたズベレフが2年連続3度目のベスト4進出「セットカウント0-2になってもおかしくなかった」 [オーストラリアン・オープン]

写真は2年連続3度目となる準決勝進出を決めたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第12シードのトミー・ポール(アメリカ)を7-6(1) 7-6(0) 2-6 6-1で退け、2年連続3度目となるベスト4進出を決めた。

 いずれも先にサービスダウンを喫しながらもタイブレークに持ち込んで2セットを連取したズベレフは2度ブレークに成功したポールに第3セットを取られたが、第4セットで5-0と引き離すと最初のサービング・フォー・ザ・マッチを何とかキープして3時間28分で過去2戦全敗だったポールから初勝利を挙げた。

「正直に言って、セットカウント0-2になってもおかしくなかった。彼(ポール)のほうが僕よりもいいプレーをしていた。僕はあまりいいプレーができていなかった。でもどういう訳か僕が第1セットを取り、第2セットも取って突然2セットアップになってあと1セット取ればいい状態になったんだ」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「第4セットは間違いなくこれまでで一番いいプレーができた。準決勝に戻ってくることができてもちろん最高にうれしいよ」

 ズベレフは次のラウンドで、第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を4-6 6-4 6-3 6-4で破って勝ち上がった第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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