パブリウチェンコワの猛攻を耐え抜いたサバレンカが親友バドーサに対する準決勝へ「とにかく祈っていた」 [オーストラリアン・オープン]

写真は今大会で初めてセットを落としながらも4強入りを決めたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第27シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 2-6 6-3で振りきりベスト4に進出した。

 快調に第1セットを先取したあとレベルを上げてきたパブリウチェンコワに第2セットを取り返されたサバレンカは第3セット序盤に2度先行されながらその都度追いつき、3-3から最後の3ゲームを連取して1時間53分で勝利をもぎ取った。

「正直に言うと、私はとにかく祈っていた。(時折強い風が吹く)この厳しいコンディションでボールを相手コートに入れようと必死だった。プレーするのがとても難しかった。彼女は素晴らしいテニスをして、非常にアグレッシブだった。この試合に何とか魔法のように勝つことができて凄くうれしい」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「このような厳しいバトルを経験してそれを乗り越えれば、大会の終盤によりタフになることができていいのかもしれない。ストレートで終わるに越したことはないけど、勝ち進むことができたからよかったわ」

 大会3連覇を目指すサバレンカは次のラウンドで、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を7-5 6-4で破って勝ち上がった第11シードでツアーでもっとも仲のよい友人でもあるパウラ・バドーサ(スペイン)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles