ベキッチに3連勝のパブリウチェンコワが膝のケガから復帰した2023年以降2度目のグランドスラム8強入り [オーストラリアン・オープン]

写真はアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第27シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)が第18シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)を7-6(0) 6-0で退けベスト8進出を果たした。試合時間は1時間45分。

 元世界ランク11位ながら2022年5月から膝のケガで長期離脱を余儀なくされたため一時800以下まで落としていたパブリウチェンコワが四大大会で同ラウンドを突破したのは通算15回目だが、復帰した2023年以降では同年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)以来で2度目となる。

 同大会に19年連続出場となる33歳のパブリウチェンコワは、3度(2017年、19~20年)のベスト8がこれまでの最高成績。ノーシードだった昨年は、2回戦でパウラ・バドーサ(スペイン)に2-6 3-6で敗れていた。

 この結果でパブリウチェンコワは、ベキッチとの対戦成績を2勝0敗とした。昨年の全豪では1回戦で顔を合わせ、パブリウチェンコワが6-4 6-4で勝っていた。

 今大会でのパブリウチェンコワは1回戦でユアン・ユエ(中国)を6-4 4-6 6-3で、2回戦で同胞のアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を7-6(2) 2-6 6-2で、3回戦ではラウラ・シグムンド(ドイツ)を6-1 6-2で破って16強入りを決めていた。

 パブリウチェンコワは次のラウンドで、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。サバレンカは4回戦で、第14シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)を6-1 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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