シナーがタイブレークの末にズベレフから2セット連取で大会連覇に王手 [オーストラリアン・オープン]

写真はヤニク・シナー(イタリア)(Getty Images)


 シーズン最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月12~26日/ハードコート)の男子シングルス決勝で第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が対戦し、第1セットを6-3で先取したシナーがが第2セットも7-6(4)で連取して大会連覇に王手をかけた。

 両者は過去6戦してズベレフが4勝2敗でリードしているが、昨年は8月にシンシナティ(ATP1000/ハードコート)の準決勝で対決して5試合ぶりにシナーが7-6(9) 5-7 7-6(4)で勝っている。

 昨年10月の上海(ATP1000/ハードコート)から勝ち続けている23歳のシナーは、マッチ20連勝でタイトル防衛に王手をかけた。昨年のシナーはグランスラム2大会(全豪&全米)と「Nitto ATPファイナルズ」(イタリア・トリノ/室内ハードコート)を含むツアー8勝を挙げ、73勝6敗と圧倒的なシーズンを送った。

 27歳のズベレフは2020年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)と昨年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で決勝に進出したがいずれも5セットで敗れており、3度目のチャンスで悲願のグランドスラム初優勝を目指している。

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写真◎Getty Images

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