オジェ アリアシムが30回目のツアー4強入り「自分のテニスを制御できるようになってきている」 [ATPモンペリエ]

写真はオーストラリアン・オープンでのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オクシタニー・オープン」(ATP250/フランス・モンペリエ/1月27日~2月2日/賞金総額68万842ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)が第8シードのブ・ユンチャオケテ(中国)を6-3 6-4で倒して2年連続となるベスト4進出を決めた。

 ファーストサーブからのポイントを86%の高確率で取ったオジェ アリアシムは自分のサービスゲームで一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間23分で試合を締めくくった。

 2000年以降に生まれた男子選手がツアーレベルで30回以上4強入りしたのは、33回のヤニク・シナー(イタリア)と31回のカルロス・アルカラス(スペイン)に次いでオジェ アリアシムが3人目となる。

「自分のテニスを制御できるようになってきている。昨年は何度か素晴らしいショットを決めたけど、ミスも多かったように感じている」とオジェ アリアシムは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここでは2試合ともストレートで勝ったし、安定したプレーができていると思う。それが目標だから満足している。もう一歩進んで日曜日の決勝に進めるよう願っている」

 オジェ アリアシムは次のラウンドで、第5シードのタロン・グリークスプア(オランダ)との同胞対決を7-6(5) 6-4で制して勝ち上がったイェスパー・デ ヨング(オランダ)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、アンドレイ・ルブレフ(ロシア)とアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)の顔合わせとなった。予選勝者のコバチェビッチが2022年&24年大会チャンピオンで第4シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)を6-3 6-2で退け、第1シードのルブレフは第1セット5-2とリードした時点で予選勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)が棄権したため勝利が決まった。

 第2セットで1-5とされてお手上げムードになったブブリクはボールボーイにラケットを渡してプレーさせるというパフォーマンスで観客の笑いを誘ったが、コバチェビッチがサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして試合を終わらせた。

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写真◎Getty Images

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