メルテンスがアン・リーを下して2023年10月以来のツアー9勝目「今日は本当に勝ちたかった」 [シンガポール・オープン]

写真はオーストラリアン・オープンでのエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンガポール・テニス・オープン」(WTA250/シンガポール・シンガポール/1月27日~2月2日/賞金総額27万5094ドル/室内ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)がアン・リー(アメリカ)を6-1 6-4で下して今季初優勝を飾った。

 29歳のメルテンスがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2連覇を達成した2023年10月のモナスティル以来でキャリア9度目(準優勝6回)となる。

 1ゲームしか落とさず第1セットを先取したメルテンスは第2セット2-0から2-2に追いつかれたが、5-4からのレシーブゲームで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして1時間22分で歓喜の瞬間を迎えた。

「第2セットで巻き返されたのは彼女(リー)を褒めるべきだと思うけど、今日は本当に本当に勝ちたかった」とメルテンスは試合後に語った。

「最後は本当に緊迫した展開になった。神経がすり減るような思いだった。私はいいスタートを切ったけど彼女もかなり調子を上げていると感じていたから、あそこで締めくくることができて凄くうれしいわ」

 先に行われたダブルス決勝では第2シードのデザレー・クラブチェク(アメリカ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)が第3シードのワン・シンユー/ジェン・サイサイ(ともに中国)を7-5 6-0で退け、2020年シーズン以来となる同ペアでのツアー3勝目を挙げた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles