メルテンスが単複2冠を目指したパオリーニを下してタイトル防衛に成功 [WTAモナスティル]

写真は2連覇を達成したエリース・メルテンス(ベルギー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ジャスミン・オープン・モナスティル」(WTA250/チュニジア・モナスティル/10月16~22日/賞金総額25万9303ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第2シードのエリース・メルテンス(ベルギー)が第1シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-3 6-0で下して2連覇を達成した。

 27歳のメルテンスがWTAツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、1年前の同大会以来でキャリア8度目(準優勝4回)となる。

 パオリーニは第3ゲームで先にサービスダウンを喫した直後にブレークバックしたが、メルテンスが2-3から最後の10ゲームを連取して1時間10分で快勝した。

 この結果でメルテンスは、パオリーニとの対戦成績を4勝1敗とした。昨年は2月にドーハ(WTA500/ハードコート)の1回戦で顔を合わせ、メルテンスが6-3 2-6 7-5で勝っていた。

 今大会でのメルテンスは1回戦で予選を勝ち上がってきた18歳のアレクサンドラ・エアラ(フィリピン)を7-5 6-0で、2回戦でイリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)を6-3 6-2で、準々決勝で日本の本玉真唯(島津製作所)を6-3 6-2で、準決勝では第8シードのクララ・ビュレル(フランス)を6-2 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 同胞のサラ・エラーニ(イタリア)とのペアでダブルスにも出場していたパオリーニは前日に行われた決勝で本玉/ナタリア・ステバノビッチ(セルビア)に2-6 7-6(4) [10-6]で逆転勝利をおさめており、単複2冠を目指していた。

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写真◎Getty Images

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