WTAツアー公式戦「カタール・トタルエナジーズ・オープン」（カタール・ドーハ／2月9～15日／賞金総額365万4963ドル／ハードコート）の予選が行われ、日本勢は内島萌夏（安藤証券）と伊藤あおい（SBC メディカルグループ）がそれぞれ2試合を勝ち抜き本戦入りを決めた。

　予選決勝では第4シードの内島が第14シードのソネイ・カータル（イギリス）を6-4 6-3で倒し、伊藤は第8シードのバルバラ・グラチェワ（フランス）を6-2 6-4で退けた。

　内島は前週のアブダビ（WTA500／ハードコート）でも予選決勝でカータルと対決して1-6 4-6で敗れていたが、早くも雪辱を果たした。

　抽選により本戦1回戦では内島がユリア・プティンセバ（カザフスタン）と、伊藤は2017年フレンチ・オープン優勝者で元世界ランク5位のエレナ・オスタペンコ（ラトビア）と対戦することになった。

　ダブルスには日本勢2組がエントリーしており、初戦の相手はクリスティーナ・ブクサ（スペイン）／加藤未唯（ザイマックスグループ）がジアン・シンユー（中国）／ウー・ファンシェン（台湾）、青山修子（近藤乳業）／穂積絵莉（日本住宅ローン）はデザレー・クラブチェク（アメリカ）／ジュリアーナ・オルモス（メキシコ）となっている。

　カタール・オープンはWTA1000に格付けされる大会で、シングルス56ドロー＆ダブルス28ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

予選結果｜日本人選手

予選決勝

○13内島萌夏（日本／安藤証券）[4] 6-4 6-3 ●16ソネイ・カータル（イギリス）[14]

○31伊藤あおい（日本／SBC メディカルグループ）6-2 6-4 ●29バルバラ・グラチェワ（フランス）[8]

予選1回戦

○13内島萌夏（日本／安藤証券）[4] 6-3 2-6 6-3 ●14アナスタシア・ザハロワ（ロシア）

○31伊藤あおい（日本／SBC メディカルグループ）4-6 6-3 6-3 ●32アンナ・ボンダール（ハンガリー）[16]

●3日比野菜緒（日本／ブラス）1-6 0-6 ○4エリカ・アンドレエワ（ロシア）[9]

上位出場選手シード順位｜女子シングルス

アーニャ・サバレンカ（ベラルーシ）[1]
イガ・シフィオンテク（ポーランド）[2]
ココ・ガウフ（アメリカ）[3]
ジャスミン・パオリーニ（イタリア）[4]
エレーナ・ルバキナ（カザフスタン）[5]
ジェシカ・ペグラ（アメリカ）[6]
ジェン・チンウェン（中国）[7]
エマ・ナバーロ（アメリカ）[8]