ワイルドカードで参戦のメドベージェフが2021年大会決勝の相手エルベールを下して初戦突破 [ATPマルセイユ]

写真はオーストラリアン・オープンでのダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月10~16日/賞金総額76万7545ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が予選勝者のピエール ユーグ・エルベール(フランス)を6-2 6-4で下してベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、メドベージェフはこの試合が初戦だった。1-2から5ゲームを連取して第1セットを先取したメドベージェフは第2セットも3-1とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間9分で勝利を決めた。

 ふたりは2021年大会の決勝で対決し、メドベージェフが6-4 6-7(4) 6-4で勝っていた。

「面白いことに僕たちはツアーで5度目の対戦だったけど、そのうち3試合がマルセイユだ。いつも対戦している場所だし、いいレベルでプレーできて満足している。一度もブレークされなかったし、勝ててうれしいよ」とメドベージェフは試合後のオンコートインタビューで語った。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取って出場した理由を聞かれたメドベージェフは、「僕はオーストラリアン・オープンで序盤(2回戦)に負けてしまった。厳しい試合だったけど2試合しかプレーしていないから、もっと大会に出場したほうがいいと思たんだ。マルセイユは好きな大会だしね」と答えた。

 メドベージェフは次のラウンドで、予選勝者のユーゴ・グルニエ(フランス)を6-4 5-7 6-4で破って勝ち上がったヤン レナード・ストルフ(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合ではジャン・ジジェン(中国)が第4シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)を6-4 6-7(1) 6-3で倒し、ジズー・ベルグス(ベルギー)は第8シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-2 6-7(5) 6-2で振りきり、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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