序盤のピンチを乗り越えたメドベージェフがストルフを退けベスト4に進出「立ち上がりはあまりよくなかった」 [ATPマルセイユ]

写真はオーストラリアン・オープンでのダニール・メドベージェフ(ロシア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「オープン13プロバンス」(ATP250/フランス・マルセイユ/2月10~16日/賞金総額76万7545ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 6-2で下してベスト4に進出した。

 第1セットで直面した5度のピンチをすべてセーブしたメドベージェフは自分のサービスゲームをすべてキープし、各セットで2度ずつブレークに成功して1時間18分で勝利を決めた。

「立ち上がりはあまりよくなかった。何度もブレークポイントに直面した。何度かいいサービスを打ち、何度か彼(ストルフ)がミスをした。それもテニスの一部だ。そのあと僕は何とか主導権を握ることができたし、少しだけいい選手になったような気分だった」とメドベージェフは試合を振り返った。

「繰り返しになるけど、序盤で相手側に流れが傾いていれば何が起きていたかわからない。だから自分に有利な展開になってよかったよ」

 2021年大会チャンピオンのメドベージェフは次のラウンドで、ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)を7-5 6-7(7) 6-4で破って勝ち上がったハマド・メジェドビッチ(セルビア)と対戦する。

 もうひとつの準決勝はユーゴ・アンベール(フランス)とジズー・ベルグス(ベルギー)の顔合わせとなった。ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのアンベールが第7シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)を6-4 6-4で倒し、ベルグスは第1セットを7-5で先取した時点でジャン・ジジェン(中国)が棄権したため勝利が決まった。

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写真◎Getty Images

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