トップ10プレーヤーに2連勝のコメサーニャが世界2位ズベレフを倒すキャリア最大の勝利で準決勝へ [リオ・オープン]

写真はフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リオ・オープン」(ATP500/ブラジル・リオデジャネイロ/2月17~23日/賞金総額257万4145ドル/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、フランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)が第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめてベスト4進出を果たした。

 ワンブレーク差でセットを分け合ったあとズベレフは第3セットで4-1とリードしたが、コメサーニャが続く5ゲームを連取してキャリア最大の勝利をもぎ取った。

 第3セット4-4のデュースでネット際から放ったグラウンドスマッシュを決め損ねたズベレフは反撃されてポイントを失ったあとブレークポイントでダブルフォールトを犯し、コメサーニャが続くサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして2時間31分で試合を締めくくった。

 世界ランク86位で24歳のコメサーニャは昨年6月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の1回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-4 5-7 6-2 7-6(5)で倒す番狂わせを演じており、トップ10プレーヤーとの戦績を2勝0敗とした。

 前週のブエノスアイレス(ATP250/クレーコート)でも準々決勝で敗れていたズベレフは、初めて参戦した南米のクレーコート2大会を3勝2敗で終えた。

 ツアーレベルで初の3連勝を飾ったコメサーニャは次のラウンドで、第4シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)を7-5 6-1で破って勝ち上がったアレクサンドル・ミュレー(フランス)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、セバスチャン・バエス(アルゼンチン)とカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)の顔合わせとなった。ディフェンディング・チャンピオンで第5シードのバエスが予選勝者のツェン・チュンシン(台湾)を6-4 6-1で下し、ウーゴ カラベリは同じラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のハイメ・ファリア(ポルトガル)を7-6(5) 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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