大会3連覇を目指すアルカラスが好スタート、ジョコビッチとルブレフは初戦敗退 [ATPインディアンウェルズ]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNPパリバ・オープン」(ATP1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日5~16日/賞金総額1304万2410ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がカンタン・アリス(フランス)を6-4 6-2で下して大会3連覇に向けた挑戦をスタートした。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、アルカラスはこの試合が初戦だった。第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したアルカラスは第2セットも4-0と突き放し、最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間7分で快勝した。

 アルカラスは次のラウンドで、予選勝者のアダム・ウォルトン(オーストラリア)を6-3 6-2で破って勝ち上がった第27シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。

 この日プレーしたアルカラス以外のトップ10プレーヤーは第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)が3回戦に駒を進めたが、第6シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は敗れた。

 マッテオ・アルナルディ(イタリア)がルブレフを6-4 7-5で倒し、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)はジョコビッチを6-2 3-6 6-1で振りきりそれぞれ番狂わせを演じた。

 そのほかの試合では第11シードのベン・シェルトン(アメリカ)、第13シードのジャック・ドレイパー(イギリス)、第14シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、第21シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)、第22シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第25シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第30シードのアレハンドロ・タビロ(チリ)、第32シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)、ガエル・モンフィス(フランス)、ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)が2回戦を突破した。

 第17シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がプロテクト・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)でエントリーしたブルックスビーに4-6 2-6で、第24シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)はモンフィスに6-7(2) 6-7(4)で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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