ティエンにネクストジェン準決勝の借りを返したミケルセンが大会初勝利「ほとんどすべてをうまくやる必要があった」 [US男子クレーコート選手権]

写真はアレックス・ミケルセン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Fayez Sarofim & Co. US男子クレーコート選手権」(ATP250/アメリカ・テキサス州ヒューストン/3月31日~4月6日/賞金総額71万735ドル/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)が同じカリフォルニア州出身で1年後輩のラーナー・ティエン(アメリカ)を6-4 6-2で倒して大会初勝利を挙げた。

 第3ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したミケルセンは第2セット3-0から一度だけサービスダウンを喫したが、ふたたび突き放すと5-2からのサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして1時間11分で勝利を決めた。

 ふたりは昨年12月に20歳以下で争われた若手男子選手のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」の準決勝で対決して19歳のティエンが2-4 4-2 1-4 4-0 4-1で勝っていたが、ATPポイントがかかった大会でプレーしたのは初めてだった。

「ほとんどすべてをうまくやる必要があった。彼(ティエン)は僕を知り尽くしているし、僕も彼を知り尽くしている。サービスをしっかり打たなけれなならなかった」とミケルセンは試合後のオンコートインタビューで語った。

「この大会に向けてクレーコートでかなりいい準備をしてきたから、今日はそれがとても役に立ったと思う。今日は本当にいいプレーができた日だったから、凄く満足している」

 ミケルセンは次のラウンドで、ヤニック・ハンフマン(ドイツ)とニコラス・モレノ デ アルボラン(アメリカ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合ではアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2019年大会チャンピオンのクリスチャン・ガリン(チリ)、予選勝者のコランタン・デノリ(フランス)とジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 第7シードのトマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)はコバチェビッチに3-6 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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