錦織の途中棄権でユーバンクスがベスト8に進出 [US男子クレーコート選手権]

写真は錦織圭(ユニクロ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Fayez Sarofim & Co. US男子クレーコート選手権」(ATP250/アメリカ・テキサス州ヒューストン/3月31日~4月6日/賞金総額71万735ドル/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第8シードの錦織圭(ユニクロ)が第1セット終了後に棄権したためクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)がベスト8に進出した。

 第2ゲームでサービスダウンを喫した錦織は第4ゲームをキープしたが、第1セットを1-6で落とした時点でリタイアしたため24分で試合が終了した。

 同大会に14年ぶり4度目(2007年の予選敗退を含む)の出場となる35歳の錦織は、前回プレーした2011年の準優勝がこれまでの最高成績。そのときは大会初勝利から4試合を勝ち上がり、決勝でライアン・スウィーティング(アメリカ)に4-6 6-7(3)で敗れていた。

 両者は今回が初顔合わせ。今大会での錦織は1回戦で予選勝者のミッチェル・クルーガー(アメリカ)を6-4 6-2で破り、クレーコートシーズンを勝利でスタートしていた。

 今シーズンの錦織はデビスカップを含む7大会でプレーし、1月の香港(ATP250/ハードコート)で準優勝を飾るなど10勝7敗の戦績で今大会を迎えていた。

 ユーバンクスは次のラウンドで、第4シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。ナカシマは2回戦で、マッケンジー・マクドナルド(アメリカ)を6-1 7-5で下して勝ち上がった。上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ナカシマはこの試合が初戦だった。

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写真◎Getty Images

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