前週のチャレンジャー大会決勝で敗れたコプリバに雪辱したダルデリがキャリア3度目のツアー4強入り「2セットで終わらせるのは難しかった」 [ハッサン2世グランプリ]

写真は2024年BNLイタリア国際でのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/3月31日~4月6日/賞金総額62万2850ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で第7シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)がヴィート・コプリバ(チェコ)を7-5 6-2で倒し、ツアーレベルで4度目のベスト4進出を決めた。

 6-5から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したダルデリは第2セットも4-1とリードし、5-2からのレシーブゲームで40-0から巻き返した末に迎えた3度目のマッチポイントをものにして1時間56分で試合を締めくくった。

 ふたりは前週にナポリで開催されたチャレンジャー大会の決勝で対決し、ダルデリは6-3 3-6 6-7(4)で惜敗していた。

「先週は激闘だった。彼(コプリバ)クレーコートで素晴らしいプレーをするし、月曜日にはトップ100に入るはずだ。今日は何とか勝つことができてよかった。2セットで終わらせるのは難しかった」とダルデリは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここでプレーするのは初めてだけど、応援してくれた多くのイタリア人ファンにお礼を言いたい。決勝に進出できるよう願っている」

 ダルデリは次のラウンドで、第4シードのヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-4 6-4で破って勝ち上がった2023年大会チャンピオンで第5シードのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、タロン・グリークスプア(オランダ)とカミル・マイクシャク(ポーランド)に顔合わせとなった。第1シードのグリークスプアが第8シードのマッティア・ベルッチ(イタリア)を6-3 6-4で下し、予選勝者のマイクシャクは第3シードのアレクサンドル・ミュレー(フランス)を7-5 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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