グリークスプアがクレーコートでは初となるツアー決勝進出「非常に厳しい試合だった」 [ハッサン2世グランプリ]

写真は2024年ムトゥア・マドリッド・オープンでのタロン・グリークスプア(オランダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ハッサン2世グランプリ」(ATP250/モロッコ・マラケシュ/3月31日~4月6日/賞金総額62万2850ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準決勝で第1シードのタロン・グリークスプア(オランダ)が予選勝者のカミル・マイクシャク(ポーランド)に7-5 7-6(3)で競り勝ち、2023年6月以来のツアー3勝目に王手をかけた。

 マイクシャクは5-3から4ゲームを連取されて第1セットを落とし、グリークスプアがすべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間47分で勝利を決めた。

「勝つことができてとてもハッピーだ。決勝に進出するのは常にうれしいことだけど、毎週あるようなことじゃないからね」とグリークスプアは試合後のオンコートインタビューで語った。

「非常に厳しい試合だった。第1セットで先にブレークされ、第2セットでは何度かブレークポイントをセーブしなければならなかった。自分のプレーと勝利に凄く満足している」

 グリークスプアはクレーコートでは初となるツアー決勝で、2023年大会でチャンピオンに輝いた第5シードのロベルト・カルバレス バエナ(スペイン)を6-3 6-2で破って勝ち上がった第7シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)と対戦する。

 両者はいずれも2024年に2度対決しており、グリークスプアが2勝している。

 ダブルスは決勝が行われ、ペトル・ノウザ/パトリック・リクル(ともにチェコ)が第1シードのユーゴ・ニス(モナコ)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)を6-3 6-4で倒して同ペアでのツアー初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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