2019年USオープン優勝者アンドレスクは昨年10月の東京以来となる復帰戦で惜敗 [WTAルーアン]

WTAツアー公式戦「CAPFINANCESオープン・ルーアン・メトロポール」(WTA250/フランス・ルーアン/4月14~20日/賞金総額27万7094ドル/室内クレーコート)の女子シングルス1回戦で、スーザン・ラメンズ(オランダ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した2019年USオープン優勝者のビアンカ・アンドレスク(カナダ)に6-1 4-6 7-6(2)で競り勝った。
1-0から6ゲームを連取されて第1セットを落としたアンドレスクはワンブレーク差で第2セットを取り返したが、ラメンズがすべてサービスキープで進んだ第3セットのタイブレークを制して2時間34分で勝利を決めた。
8強入りした昨年10月の東京を最後に公式戦でプレーしていなかったアンドレスクは2月のメリダでプレーする予定だったが、虫垂炎の手術を受けたことでクレーコートシーズンまで復帰が延期となっていた。
試合から遠ざかっていたため序盤はミスが目立っていたアンドレスクだが第2セット以降は熱戦を繰り広げ、第3セット4-5からのサービスゲームでは2つのマッチポイントを凌いでキープするなど闘志溢れるプレーを披露した。
ラメンズは次のラウンドで、ベルナルダ・ペラ(アメリカ)を4-6 7-6(5) 6-4で破って勝ち上がった第2シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)と対戦する。
そのほかの試合では第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と第5シードの内島萌夏(安藤証券)が2回戦に駒を進め、エレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のジェシカ・ポンシェ(フランス)、予選勝者のティアンソア・ラコトマンガ ラジャオナ(フランス)が8強入りを決めた。
写真◎Getty Images
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