ズベレフが前回敗れたグリークスプアに対する準々決勝で逆転勝利「ようやく接戦に勝つことができた」 [BMWオープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BMWオープン」(ATP500/ドイツ・バイエルン州ミュンヘン/4月14~20日/賞金総額250万ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がタロン・グリークスプア(オランダ)に6-7(6) 7-6(3) 6-4で逆転勝利をおさめてベスト4進出を決めた。

 すべてサービスキープで進んだ第1セットをタイブレークの末に落としたズベレフは3-5から巻き返すとふたたびもつれ込んだタイブレークを制して第2セットを取り返し、第3セット3-3から2度目のブレークに成功して3時間14分で激闘に終止符を打った。

 ふたりは3月にインディアンウェルズ2回戦で対決してグリークスプアが4-6 7-6(5) 7-6(4)で勝っていたが、通算の対戦成績はズベレフの7勝2敗となった。

 今シーズンのズベレフはオーストラリアン・オープン決勝でヤニク・シナー(イタリア)に敗れるまでマッチ8連勝と好スタートを切ったが、2月以降にプレーした6大会で6勝6敗と勢いに乗ることができずに今大会を迎えている。

「物凄くうれしい。ようやく接戦に勝つことができた。ここ数ヵ月のうちに僕はこのような試合で何度か負けていたけど、いつも『1つ勝たなきゃ』と言っていた。今日はそれができた」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「特に第3セット2度目のサービスゲーム(2-2)で0-40とされていた状況でも粘り強くプレーできたことにとても満足している。この試合に勝てたことを誇りに思うし、次の2試合も勝てるよう願っている」

 2017年&18年大会チャンピオンのズベレフは次のラウンドで、ジズー・ベルグス(ベルギー)を6-3 7-6(4)で破って勝ち上がったファビアン・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ベン・シェルトン(アメリカ)とフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)の顔合わせとなった。第2シードのシェルトンがルチアーノ・ダルデリ(イタリア)を6-4 6-3で倒し、第5シードのセルンドロはダビド・ゴファン(ベルギー)を6-2 6-4で退けた。

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写真◎Getty Images

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