ズベレフが28歳の誕生日に7年ぶり3度目の地元優勝「最高の誕生日プレゼントになった」 [BMWオープン]

写真は7年ぶり3度目の地元優勝を飾ったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BMWオープン」(ATP500/ドイツ・バイエルン州ミュンヘン/4月14~20日/賞金総額250万ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が第2シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-2 6-4で退け7年ぶり3度目の地元優勝を飾った。

 この日が28歳の誕生日だったズベレフがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、昨年11月のパリ以来で通算24回目(準優勝14回)となる。

 ファーストサーブからのポイントを89%の高確率で取ったズベレフは自分のサービスゲームで一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、合計3度ブレークに成功して1時間11分で勝利を決めた。

 今シーズンのズベレフはオーストラリアン・オープン決勝でヤニク・シナー(イタリア)に敗れるまでマッチ8連勝と好スタートを切ったが、2月以降にプレーした6大会で6勝6敗と勢いに乗ることができずに今大会を迎えていた。

「物凄く特別だ。母国ドイツの大会で優勝するのはいつだってうれしいことだ。これは自分にできるもっともスペシャルなことかもしれない。最高の誕生日プレゼントになったよ」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日は最高のテニスをする必要があると思っていた。ベンは今週を通して本当にいいプレーをしていたからね。とても暑くてコートが速くなっており、コンディションも彼に合っている。僕にも有利だからそこはお互い様かな」

 先に行われたダブルス決勝では、アンドレ・ヨーランソン(スウェーデン)/セム・ファーベーク(オランダ)が第8シードのケビン・クラウィーツ/ティム・プッツ(ともにドイツ)を6-4 6-4で下して同ペアでのツアー2勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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