2018年&21年大会覇者ズベレフがミュンヘンからマッチ6連勝で好スタート「ここは世界で一番好きなセンターコート」 [マドリッド・オープン]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月23日~5月4日/賞金総額805万5385ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を6-2 6-2で下して好スタートを切った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ズベレフはこの試合が初戦だった。ズベレフは前週のミュンヘンで今季初優勝を飾っており、連勝を「6」に伸ばした。

 8度あった自分のサービスゲームで10ポイントしか落とさなかったズベレフは一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで2度ずつブレークに成功して1時間10分で快勝した。

「いい試合だった。ロベルトが相手だったから集中しなければならないとわかっていた。厳しい戦いになると思っていたから、勝つことができてうれしい」とズベレフは試合後のオンコートインタビューで語った。

「ここは世界で一番好きなセンターコートだ。ここで負けたのは人生で2度だけなんだ。この調子があと10日間続いて欲しいし、いいテニスを続けていけるよう願っている」

 2018年&21年大会チャンピオンのズベレフは次のラウンドで、ヌーノ・ボルジェス(ポルトガル)を6-2 6-3で破って勝ち上がった第28シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。

 この日プレーしたズベレフ以外のトップ10プレーヤーは第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)、前年の優勝者で第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第9シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)が3回戦に駒を進めたが、第8シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)はフラビオ・コボッリ(イタリア)に第1セットを2-6で取られた時点で右膝のケガを理由に棄権した。

 そのほかの試合では第12シードのベン・シェルトン(アメリカ)、第14シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)、第20シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)、第22シードのヤクブ・メンシク(チェコ)、第23シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第31シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)、バンジャマン・ボンジ(フランス)、フランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)、アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)、予選勝者のフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)が2回戦を突破した。

 第13シードのアルトゥール・フィス(フランス)がコメサーニャに6-7(4) 4-6で、第18シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)がセルンドロ弟に6-7(5) 4-6で、第25シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)がブブリクに4-6 6-7(4)で、第27シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)はボンジに4-6 5-7で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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