大規模停電の発生で男子の試合は単複1試合ずつしか完了せず [マドリッド・オープン]

写真はグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(ATP1000/スペイン・マドリッド/4月23日~5月4日/賞金総額805万5385ユーロ/クレーコート)の本戦6日目はスペインとポルトガルの一部地域で大規模な停電が発生し、男子の試合は単複1試合ずつしか完了できなかった。

 男子大会の第1試合ではシングルス3回戦2試合とダブルス1回戦1試合が行われたが、現地時間12時34分に停電が発生したため自動判定システムが作動しなくなり中断を余儀なくされた。

 シングルスではマッテオ・アルナルディ(イタリア)がダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-3 6-4で下して16強入りを決めたが、第15シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)は予選勝者のジェイコブ・ファーンリー(イギリス)に6-4 5-4とリードした時点で順延となった。

 ディミトロフは第2セット5-2からのレシーブゲームでマッチポイントを握ったが、続く3ポイントを連取されてキープされたあとにブレークバックを許してしまった。

 大会は当初復旧を目指していたが、16時半頃になって予定されていた残り試合の中止が発表された。

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写真◎Getty Images

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