内島萌夏の快進撃はストップ、スビトリーナがマッチ11連勝で準決勝へ [マドリッド・オープン]

写真は内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額896万3700ドル/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、内島萌夏(安藤証券)は第17シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)に2-6 1-6で敗れた。

 オープニングゲームをブレークした直後に追いつかれた内島は2ゲームしか奪えず第1セットを落とし、スビトリーナが第2セット1-1から最後の5ゲームを連取して52分で快勝した。

 大会前週のルーアンで(WTA250/室内クレーコート)で2023年5月以来のツアー18勝目を挙げた元世界ランク3位で30歳のスビトリーナは、ビリージーンキングカップ・ファイナルズ予選(ポーランド・ラドム/室内クレーコート)から続いている連勝を「11」に伸ばした。

 同大会に2年ぶりの出場となる23歳の内島は、ダイレクトインで初の本戦入り。初参戦だった2023年は、予選1回戦でアンナ レナ・フリードサム(ドイツ)に6-7(3) 1-6で敗れていた。

 この結果でスビトリーナは、内島との対戦成績を2勝0敗とした。両者は昨年7月にパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)の1回戦で一度顔を合わせており、スビトリーナが6-2 6-1で勝っていた。

 今大会での内島は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したロビン・モンゴメリー(アメリカ)を1-6 6-4 6-3で、2回戦では2022年大会優勝者で第26シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を4-6 6-3 6-4で、3回戦で第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-2で、4回戦では第21シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-4 7-6(5)で破って8強入りを決めていた。

 スビトリーナは準決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と第24シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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