ジョコビッチが盟友マレーとのコーチ契約を解消したと発表

写真はムトゥア・マドリッド・オープンでのノバク・ジョコビッチ(セルビア/右)とアンディ・マレー(イギリス)(Getty Images)


 グランドスラム優勝歴24回を誇る元世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が自身のSNSを更新し、長年の友人でありよきライバルだったアンディ・マレー(イギリス)とのコーチ契約を解消したと発表した。

 ともに1987年5月生まれで誕生日が1週間しか違わない2人はロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)とともに『ビッグ4』の一角としてテニス界で一時代を築き、ツアーでも36回対戦(ジョコビッチの25勝11敗)した。

 自身もグランドスラム3勝(2012年全米、2013年&16年ウインブルドン)を含むツアー通算シングルス46勝&ダブルス3勝を挙げて世界ランク1位の座にも就いたマレーは昨年8月のパリ五輪(フランス・パリ/クレーコート)を最後に引退し、ジョコビッチからのオファーを受け入れ同年11月から協力関係をスタートしていた。

 2人が共闘した2025年シーズンはここまで7大会でプレーして3月のマイアミ(ATP1000/ハードコート)で準優勝を飾るなど12勝7敗の戦績を残したが、4月のモンテカルロとマドリッド(ともにATP1000/クレーコート)を含む4大会で初戦敗退を喫するなど大きな成果を挙げることはできなかった。

 ジョコビッチは現在開催中のローマ(ATP1000/クレーコート)を欠場したが、次週のジュネーブ(ATP250/クレーコート)にワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する予定になっている。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles