ポールが2年連続4強入り、前年同一カードの準々決勝でフルカチュに連勝「ここは居心地がいい」 [イタリア国際]

写真はトミー・ポール(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「BNLイタリア国際」(ATP1000/イタリア・ローマ/5月7~18日/賞金総額805万5385ユーロ/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で第11シードのトミー・ポール(アメリカ)が第30シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)を7-6(4) 6-3で退け、昨年に続いてベスト4進出を果たした。

 常に先行しながら3度ずつブレークし合ってもつれ込んだタイブレークを制して第1セットを先取したポールは第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間58分で勝利を決めた。

 ふたりは昨年の大会でも同じラウンドで対決し、ポールが7-5 3-6 6-3で勝っていた。ポールは現在世界ランク12位だが、今大会であとひとつ勝てばトップ10に返り咲くことができる。

「ここではいつもアットホームな気分になる。コートは自分のテニスにとても合っている。ここは居心地がよく、今週はいいプレーができているよ」とポールは試合後にコメントした。

「試合を重ねるごとに少しずつよくなっていると感じている。もちろん前にも言ったように、今日はもう少しサービスがよかったらと思うけどね」

 ポールは次のラウンドで、第6シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)を6-0 6-1で破って勝ち上がった第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。

 完敗を喫したルードは2週間前のマドリッドでキャリア最大のタイトルを獲得していたが、連勝は「9」でストップした。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles