国内で開催される国際テニス連盟（ITF）の女子ツアー下部大会「大東建託オープン supported by Square Plus 富山大会」（ITFワールドテニスツアーW15／富山県中新川郡・常願寺川公園テニスコート／本戦5月13～18日／賞金総額1万5000ドル／ハードコート）の本戦4日目は、女子シングルス準々決勝4試合と女子ダブルス準決勝2試合＆決勝が行われた。

　シングルスは第1シードのキャロル ヤング スー・リー（アメリカ）、第2シードの木下晴結（ミキハウス）、第3シードのジェナ・デファルコ（アメリカ）、予選勝者で18歳の野口紗枝（フリー）が勝ち上がり、ベスト4が出揃った。準決勝ではリーがデファルコと、木下は野口と対戦する。

　ダブルヘッダーとなったダブルスでは、決勝でリー／ウィ・フィウォン（韓国）が第3シードの木下／小林ほの香（橋本総業）を7-6(5) 6-2で下し、ともにITFツアーの同種目で初優勝を飾った。試合時間は1時間40分。

　23歳のリーはシングルスでITFツアー2勝を挙げているが、22歳のウィにとってこれは国際プロ大会での初タイトルとなる。

　5月17日(土)は12時00分から、女子シングルス準決勝2試合が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、Qは予選勝者

本戦4日目◎5月16日｜試合結果

女子シングルス準々決勝

○1キャロル ヤング スー・リー（アメリカ）[1] 6-0 6-0 ●8虫賀心央（日本／フリー）[6]

○9ジェナ・デファルコ（アメリカ）[3] 6-1 7-5 ●15宮田萌芳（日本／早稲田大学）

○21野口紗枝（日本／フリー）[Q] 6-4 4-6 6-2 ●20リン・ファン アン（台湾）

○32木下晴結（日本／ミキハウス）[2] 6-2 6-0 ●28キム・ユジン（韓国）

女子ダブルス準決勝

○5木下晴結／小林ほの香（ミキハウス／橋本総業）[3] 6-2 6-4 ●1キム・ユジン／リン・ファン アン（韓国／台湾）[1]

○10キャロル ヤング スー・リー／ウィ・フィウォン（アメリカ／韓国）6-2 6-3 ●13北原結乃／大橋麗美華（橋本総業ホールディングス／慶應義塾大学）

女子ダブルス決勝

○10キャロル ヤング スー・リー／ウィ・フィウォン（アメリカ／韓国）7-6(5) 6-2 ●5木下晴結／小林ほの香（ミキハウス／橋本総業）[3]


ITFツアーで初の4強入りを決めた18歳でプロ1年目の野口紗枝（フリー）（@Square Plus）