2021年大会優勝者クレイチコバが初戦でリネッテにストレート負けも約半年ぶりのツアー復帰 [ストラスブール国際]
WTAツアー公式戦「ストラスブール国際」(WTA500/フランス・ストラスブール/5月18~24日/賞金総額106万4510ドル/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第7シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)がマグダ・リネッテ(ポーランド)に3-6 3-6で敗れた。
2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたクレイチコバは第2セット第1ゲームで初のブレークに成功したが、続く4ゲームを連取して主導権を取り戻したリネッテが残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間24分で勝利を決めた。
シードダウンを演じたリネッテは次のラウンドで、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-0 6-4で破って勝ち上がったレベッカ・スランコバ(スロバキア)と対戦する。
背中のケガで戦線離脱を余儀なくされていた29歳のクレイチコバにとって、これは昨年11月のWTAファイナルズ(サウジアラビア・リヤド/室内ハードコート)以来の復帰戦だった。
ダブルスでの活躍が目立っていたクレイチコバは2021年の同大会でシングルスでのツアー初優勝を飾り、直後のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)で単複2冠を達成して両種目でトップ選手としてのキャリアを築いていった。
クレイチコバは自国の後輩であるリンダ・ノスコバ(チェコ)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦の相手はクリスティーナ・ブクサ(スペイン)/シュー・イーファン(中国)となっている。
そのほかの試合では第8シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)がノスコバを6-1 7-5で振りきり、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したディアン・パリー(フランス)はレイラ・フェルナンデス(カナダ)に7-5 7-6(3)で競り勝ち、勝ち上がった両者が2回戦で対決することになった。
写真◎Getty Images
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