フルカチュが雨で開始が遅れた1回戦でストレート勝利「試合前にボールを打つ時間は取れなかった」 [ジュネーブ・オープン]

写真はBNLイタリア国際でのフベルト・フルカチュ(ポーランド)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月18~24日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第6シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアルトゥール・カゾー(フランス)を6-3 6-4で退け大会白星デビューを飾った。

 試合は雨により開始が遅れたが、17本のウィナーを叩き込んだフルカチュが1時間17分で勝利を決めた。

 第6ゲームをブレークしたリードを守って第1セットを先取したフルカチュは第2セット2-1から一度だけサービスダウンを喫したが、もう一度相手のサービスゲームを破ると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをキープして試合を締めくくった。

「雨が降るかどうか待っていた。午前中はジムに行って少し体を動かしていたけど、試合前にボールを打つ時間は取れなかった。今日のようなコンディションでは直接コートで出ていくだけだからね」とフルカチュは試合後に明かした。

「今日のパフォーマンスには満足している。決して簡単な試合ではなかった」

 フルカチュは次のラウンドで、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)を6-4 6-2で破って勝ち上がったアルトゥール・リンデルネック(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合ではファビアン・マロジャン(ハンガリー)が予選勝者のカルエ・セル(ブラジル)を6-1 6-1で下して初戦を突破したが、第4シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と元世界ランク4位の錦織圭(ユニクロ)の2回戦は第2セット途中(ハチャノフから7-5 2-5)で雨により順延となった。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、ハチャノフはこの試合が初戦となる。

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写真◎Getty Images

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